【11月30日 AFP】核問題で国際社会からの圧力を受けているイラン政府が30日、近隣の湾岸アラブ諸国に原子力発電所の共同建設を提案した。

 ゴラムレザ・アガザデ(Gholam Reza Aghazadeh)イラン原子力庁長官は、「周辺国に、軽水炉を使用した原子力発電所の建設に向けた共同事業体の創設を協議するよう提案した。湾岸諸国が基本的に合意すれば、イランは包括的な案を提出する準備がある」と述べた。提案内容の具体的内容や実現の可能性についての言及はなかった。(c)AFP