【11月30日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は、イラクとアフガニスタンの数千万の人民を解放し、和平実現に尽力し、政治目的のために信条を決して曲げなかった大統領だった――と歴史が彼を評価することを望んでいる。

 ホワイトハウスが製作し、29日に公開したインタビューの中でブッシュ大統領は、「5000万人を解放し、和平実現に尽くしたとして知られる大統領となりたい」と語った。

 ブッシュ大統領はまた、「何よりも先んじて、政治的勝利を得るために信条と魂を売らなかったとして名を残したい。わたしは一連の価値観を掲げて大統領に就任したが、同じ価値観を持って大統領の任期を終了する」と述べ、ぶれやゆらぎがなかったことに自信を示した。

 さらにブッシュ大統領は、「国民に対して、隣人に手助けをするよう働きかけてきた。アフリカ大陸でのエイズ(HIV/AIDS)問題とマラリアへの取り組みを行った。高齢者が医療と処方薬を得やすくした」と実績を並べ、個人を大切に扱い、手をさしのべた大統領だと認識されることを願っていると述べた。

 大統領2期目の任期満了に近づくなかブッシュ大統領は、大統領専用機(Air Force One)での空の移動、行く先々での道路規制による渋滞知らずの移動、大統領山荘キャンプデービッド(Camp David)の快適さなど、大統領の象徴と見なされる特権の一部について、なごり惜しいと冗談を飛ばしている。

 一方で、ブッシュ大統領は任期を終え1国民に戻ることを嬉しく思うとも述べている。

 ブッシュ大統領は、「正直なところ、世間の注目にさらされることが、なごり惜しいとは感じない。大統領としての経験は素晴らしいものだったが、そろそろスポットライトが別の場所を照らす時期だろう」と結んだ。(c)AFP