関連情報タイの政情不安
タイ・バンコク(Bangkok)近郊のドンムアン(Don Mueang)空港を占拠した反タクシン元首相派の市民団体「民主市民連合(PAD)」の支持者(2008年11月28日撮影)。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL
【11月28日 AFP】タイの反タクシン元首相派の市民団体「民主市民連合(People's Alliance for Democracy、PAD)」の支持者らがバンコク(スワンナプーム)国際空港(Suvarnabhumi Airport)を占拠し、同空港が閉鎖された影響で、依然として9万人あまりの旅行客が足止めされた状態になっている。
スワンナプーム空港に加え、国内便専用のドンムアン(Don Mueang)空港も27日、PAD支持者らに占拠されたため、現在、バンコクに通じる空路は全て遮断された状態だ。
こうした事態をうけタイ航空当局はバンコクの南東190キロ、ベトナム戦争時には米軍が出撃拠点として使用したウタパオ(U-Tapao)海軍基地内の滑走路を、各空港会社が足止め客の輸送に使用することを許可した。すでに27日には韓国の大韓航空(Korean Air)が特別便をウタパオに送り、足止めされていた旅行者の一部を出国させた。
だが、ウィーラサック・コースラット(Weerasak Kowsurat)観光・スポーツ相は、毎日700便が発着するスワンナプーム空港をウタパオ基地で代替するには限度があるとAFP記者に述べ、足止め客の多くは、依然としてバンコクに留まらざるを得ないとの見方を示した。また、26日から28日に出国できなくなった乗客は、海外旅行などを予定していたタイ人を含めて9万人に上ることを明らかにした。
一方、タイ政府は各空港会社のチケット手配やチェックインができるインフォメーションデスクを、バンコク市内のホテル4か所に2日から3日以内に設置すると発表した。(c)AFP/Jutarat Tongpiam
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