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タイ陸軍司令官、解散総選挙を提言 首相は拒否

  • 2008年11月26日 23:15 発信地:バンコク/タイ
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バンコク(スワンナプーム)国際空港(Suvarnabhumi Airport)で、「キャンセル」の文字が並んだ掲示板(2008年11月26日撮影)。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL

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【11月26日 AFP】(27日一部更新)反タクシン元首相派の市民団体「民主市民連合(People's Alliance for DemocracyPAD)」の支持者らが空港を閉鎖しているタイ・バンコク(Bangkok)で、アヌポン・パオチンダ( Anupong Paojinda)陸軍司令官は26日、ソムチャイ・ウォンサワット(Somchai Wongsawat)首相に総選挙実施を提言し、PAD支持者に空港の占拠をやめるよう要請した。

 同司令官は、自分がクーデターを計画しているとのうわさを否定した一方で、空港および政府関連施設が閉鎖され、一帯が無法地帯となっている現実を考えると、解散総選挙がもっとも妥当であるとウォンサワット首相に呼びかけた。

 PADの指導者らは、司令官の要請を即座に否定し、空港に留まるとしている。PAD支持者らは現在も空港の占拠を続けており、バンコク(スワンナプーム)国際空港(Suvarnabhumi Airport)では少なくとも3000人の利用客が立ち往生しているという。

■首相は呼び掛けを拒否

 タクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の義弟であるソムチャイ首相は、陸軍司令官による呼びかけの約1時間後に、海外からチェンマイ(Chiang Mai)入りした。タイ空軍の報道官によると、首相がどうやってバンコクに戻るかについては分からないという。

 ソムチャイ首相は同日、テレビ演説を行い、陸軍司令官の提言した解散総選挙を拒否、前年12月の総選挙で選出された政府は「正統だ」と主張し、治安回復のために緊急閣議を招集したと語った。

 バンコク市内では、ソムチャイ首相がタイ入りした直後に、PADとタクシン派支持者との衝突で男性1人が死亡した。

■PADは別の空港も占拠

 一方、地元当局者は27日、PAD支持者がバンコク第2の空港であるドンムアン(Don Mueang)空港を封鎖したと語った。同当局者によると、PAD支持者らは26日午後、ドンムアン空港の正面玄関に集合し始め、27日午前零時ごろには空港の業務が中止されたという。(c)AFP

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