【11月11日 AFP】TBSは11日、在韓の米情報機関筋の話として、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記(66)が10月下旬に2度目の脳卒中を起こし、言葉にも障害がでている可能性があると報じた。

 TBSによると、米情報機関は金総書記が10月下旬に2度目の脳卒中を起こしたとの情報を入手。その情報によると、金総書記は、8月中旬の1度目の脳卒中の治療を平壌(Pyongyang)の特別病院で受けていたが、「10月下旬に2度目の脳卒中を起こし、左の手足に障害が残り、話す言葉にも影響がでている」という。

 一方で、米情報機関は、障害の程度についてははっきりしていないと話しているという。

 TBSの報道について、韓国の統一省の報道官は、この報道を確認できる情報はないとしている。(c)AFP