【11月8日 AFP】次期米大統領に選出された民主党バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は7日、娘と交わしていた「選挙を終えたら犬を飼う」との約束の実現に、おおいに頭を悩ませていることを明らかにした。

 長女マリア(Malia Obama)さん(10)がアレルギー体質であることも明かし、オバマ氏はアレルギーを刺激しない種類の犬を飼うことを念頭に置いていると述べた。

 一方で、オバマ氏は、「アレルギーを刺激しない種類の犬がいることは理解しているが、家族の希望は動物保護施設に収容されている犬を引き取って飼うことだった。だがご存知のとおり、施設の犬の多くは私と同じような雑種だ」と冗談を交えて語り、2つの選択の折り合いをつける必要性を示した。

 オバマ氏の母親は米カンザス(Kansas)州出身の白人で、父親はケニア出身の黒人。

 米大統領が飼うペットは大きな注目の的となってきた。飼い犬の情報サイト、dogsinthenews.comによると、1923年に選出されたカルビン・クーリッジ(Calvin Coolidge)大統領以来、大統領一家がホワイトハウス(White House)で犬を飼うことは伝統となっているという。(c)AFP