インド・ニューデリー(New Delhi)で開催されたインド・アフリカ首脳会議(India-Africa Forum Summit)に出席したザンビアのルピヤ・バンダ(Ruypiah Banda)副大統領(当時、右)とウガンダのヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領(左、2008年4月8日撮影)。(c)AFP/Findlay KEMBER
【11月2日 AFP】前月30日に投票が行なわれたザンビア大統領選で、ルピヤ・バンダ(Rupiah Banda)大統領代行が、野党「愛国戦線(Patriotic Front、PF)」のマイケル・サタ(Michael Sata)候補を小差で破って当選した。同国の選挙管理委員会が2日発表した。
これによると約180万人が投票した今回の選挙における両候補の得票率はバンダ氏が40.09%、サタ氏が38.13%だった。投票率は約45%だった。
今回の選挙は8月に病死した故レビ・ムワナワサ(Levy Mwanawasa)前大統領の後任を決めるもの。バンダ氏は、前大統領の任期を引き継ぎ2011年まで大統領を務める。
バンダ氏の優勢が伝えられた30日夜には、選挙違反が行なわれたとして野党支持者が首都ルサカ(Lusaka)で抗議デモを行い、警察が催涙ガスで排除する騒ぎになった。しかし、選挙監視員を送ったアフリカ連合(African Union)と南部アフリカ開発共同体(Southern African Development Community、SADC)は、自由で公平な選挙だったと宣言し、野党側の主張を否定した。
バンダ新大統領は、当選発表の約2時間後にルサカの議会前で就任宣誓を行い、前大統領の経済政策を踏襲し、貧困との戦いを最優先課題に位置づけると述べた。ムワナワサ前大統領はインフレを抑制し外貨準備高を大幅に増やしたが、同国は依然として人口の6割が1日2ドル以下で生活しており、世界でもっとも貧しい国の1つにとどまっている。(c)AFP