【10月27日 AFP】麻生太郎(Taro Aso)首相は27日、国内金融機関への公的資金注入枠の拡大や、株式の空売り規制の強化などを柱とする新たな株式市場安定化策を発表した。

 麻生首相は報道陣に対し、昨今の金融危機により「株価が実体経済に非常に大きな影響を与えている」と述べた。

 しかしこの発表にもかかわらず、27日の東京株式市場は続落し、日経平均の終値はバブル経済が始まる前の1982年10月以来の安値水準となる486円18銭(6.36%)安の7162円90銭となった。(c)AFP