【10月6日 AFP】麻生太郎(Taro Aso)首相は6日午前の衆院予算委員会で、現時点では衆院解散の考えはないことを明らかにした。

 麻生首相は、緊急経済対策として1兆8100億円規模の補正予算案成立が最優先課題だとして、「この段階で解散は考えていない」と述べ、解散よりも予算案の早期成立が重要だとの考えを改めて示した。

 また、米国発の金融危機が確実に欧州にも波及していると指摘し、「景気の先行き不安が国民の最大の関心事」との認識を示した。

 麻生首相は、金融危機対策として2次補正予算の成立にも積極姿勢を見せている。(c)AFP