オーストリア・ウィーン(Vienna)で開催された国際原子力機関(IAEA)総会で、「世界核セキュリティー機関(WINS)」の設立を発表するモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)IAEA事務局長(左)と、元米国上院議員で米NGO「核脅威イニシアチブ(NTI)」共同会長のサム・ナン(Sam Nunn)氏(中央)、米エネルギー省のサミュエル・ボドマン(Samuel Bodman)長官(2008年9月29日撮影)。(c)AFP/DIETER NAGL
【9月30日 AFP】核物質の管理を推進する新たな国際組織「世界核セキュリティー機関(World Institute for Nuclear Security、WINS)」の設立が29日、オーストリアのウィーン(Vienna)で発表された。
WINSは、ワシントンD.C.(Washington D.C.)を拠点とする米NGO「核脅威イニシアチブ(NTI)」が発案した。核物質管理の専門家や、核関連産業、政府や国際機関が参加する。情報の収集と共有を行う会議を開催し、より安全な管理方法を実践することで、危険物質がテロリストの手にわたるのを防止する。元米国上院議員で、現在はNTIを率いるサム・ナン(Sam Nunn)氏が発表した。
WINSはウィーン(Vienna)に本部を置き、初期スタッフは5人程度を予定している。国連(UN)の国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)と親密な連携をとる。実際、WINSの設立発表は、IAEAの年次総会で行われた。
NTIのCharles Curtis代表は、WINS専門家の情報共有を目的とした組織であり、規制や警備を行う組織ではないと強調した。(c)AFP
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