タイ・バンコク(Bangkok)の議会前で、サマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)前首相のポスターを掲げ、スローガンを叫ぶ政府支援デモ参加者(2008年9月12日撮影)。(c)AFP/Saeed KHAN
【9月14日 AFP】タイのソムチャイ・ ウォンサワット(Somchai Wongsawat)首相代行は14日、首都バンコク(Bangkok)の非常事態宣言を解除した。政治的危機が続くなか、連立与党では17日の下院での首相選出を前に候補者選定の動きが活発になっている。
ソムチャイ首相代行は、バンコク市内の緊張状態は緩和したと発表し、非常事態宣言を解除した。
バンコクでは、8月に、サマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相(当時)と内閣の退陣を求め、抗議行動参加者ら数千人が首相府を占拠。これを受け、政府を支持する市民と退陣を要求する市民とが衝突し、1人が死亡、数十人が負傷する事態となり、9月2日に非常事態宣言が発令された。
その後、憲法裁判所が、サマック前首相が在任中にテレビの料理番組に出演し、謝礼を受け取ったことが憲法違反にあたると判断。前週、首相に退任を命じた。
サマック前首相は当初、首相選での再選に意欲を見せていたが、連立与党内部から反発の声があがったため12日に首相再任を断念した。
与党「国民の力党(People Power Party、PPP)」の率いる連立与党は、17日の議会での首相選出までに候補者を決める方針。ソムポン・アモンウィワット(Sompong Amornviwat)PPP副党首は14日、同日午後、連立を組む各党の代表が、最終的な候補者を決めるため協議を行うと語った。(c)AFP


