反政府勢力「民主市民連合(People's Alliance for Democracy、PAD)」が占拠を続けるタイ・バンコク(Bangkok)の首相府で、政府を批判するプラカードを掲げる少年(2008年8月31日撮影)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI
【9月1日 AFP】タイの市民団体「民主市民連合(People's Alliance for Democracy、PAD)」が26日にバンコク(Bangkok)の首相府の占拠を始めてから1週間が過ぎた1日、タイのサマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相は、事態の平和的解決への道を模索していると語る一方、辞任や解散総選挙の可能性は否定した。
PADは1日も首相府敷地内の占拠を続け、亡命したタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の操り人形などとしてサマック首相批判をくり返している。
サマック首相は前日、事態の打開策を模索すべく上下両院の合同緊急会議を招集。野党・民主党のアピシット・ウェーチャチーワ(Abhisit Vejjajiva)党首が解散総選挙を提案したが、サマック首相は民主主義を維持する手段は別にあると激しく反発し、混乱の終結に向けた決議の採択には至らなかった。
一方、緊急会議が閉会した数時間後の1日未明、首相府近くの派出所で小規模な爆発があったが、損傷は小さく負傷者なども出ていない。
PAD指導者らは、議会の介入は拒否すると宣言しており、サマック首相の辞任のほか、全議席の約3割のみを選挙で選出し、残りの議席は任命制とするよう議会制度の改正を求めている。
PADの主な支持層は、従来からの富裕層や少数の中流階級層など。PADの指導者らは、タクシン元首相やサマック首相らを支持した農村地域の貧困層が投じた票の価値に疑問を呈していた。(c)AFP/Thanaporn Promyamyai



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