国際ニュース検索
トップ > 政治 > 記事

イランの核情報提供など、CIAがスイス人技術者雇用 米紙

  • 2008年08月26日 17:58 発信地:ワシントンD.C./米国
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

米バージニア(Virginia)州ラングレー(Langley)の中央情報局(CIA)本部ロビー(2008年8月14日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB

【8月26日 AFP】米中央情報局(Central Intelligence AgencyCIA)が、リビアやイランの核計画や、パキスタンの「核開発の父」アブドゥル・カディル・カーン(Abdul Qadeer Khan)博士の「核の闇市場」解体のため、スイス人の技術者一家をスパイとして雇用していた事実が明らかになった。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が24日、電子版で報じた。

 これによると、CIAはスイス人の真空管技術専門家、フリードリヒ・ティネル(Friedrich Tinner)氏とその息子2人に、4年間にわたって計1000万ドル(約11億円)を支払っていた。報酬の一部は、スーツケースに詰めて運ばれていたという。

 見返りとしてティネル氏らは、イランの核計画やリビアの核兵器開発阻止、またカーン博士の「核の闇市場」解体につながる極秘情報をCIAに提供していた。

 ニューヨーク・タイムズによると、ティネル氏らはこのほかにも、CIAによるリビアやイラン向け核関連機器の破壊工作でも中心的役割を担っていたとされる。

 ティネル氏とウルス・ティネル(Urs Tinner)氏ら息子2人は、イランやリビアへの核関連機器・技術を提供した疑いでスイス当局に告発されているが、スイス政府筋によると、関連書類が破棄されており、捜査は進展していないという。スイス当局は、書類の破棄は核関連情報がテロ組織の手に渡ることを懸念したためとしているが、ニューヨーク・タイムズ紙は、ティネル氏らとの関わりが発覚することを恐れたCIAから圧力があったと指摘している。

 ティネル氏は1970年代半ばから核遠心分離機の開発などでカーン博士への協力を続けてきた。しかし、2000年にCIAに雇用された息子のウルス氏が、ティネル氏と弟を説得。2人もCIAに協力するようになったという。(c)AFP

1日2回更新本日の必読記事:2月13日  午前版

<senken h 120>fun to run! vol.1/ランニングシーズン到来!春に向かって走り出そう<senken h 120>fun to run! vol.1/ランニングシーズン到来!春に向かって走り出そう(写真2枚)

このニュースの関連情報

利用方法についてこのニュースをブログなどに利用する

ブログに転載

このニュースをツイートする/ソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • 楽天SocialNewsに投稿!

このニュースへのリンク

新着ユーザースライドショー

ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。

新着ユーザースライドショー一覧

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ