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ベネズエラ大統領、セメント大手セメックスを国有化へ

  • 2008年08月19日 12:53 発信地:カラカス/ベネズエラ
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ベネズエラの首都カラカス(Caracas)で、セメント事業の国有化を協議するラファエル・ラミレス(Rafael Ramirez)エネルギー・石油相(左)、ラモン・カリサレス(Ramon Carrizales)副大統領(左から2人目)、仏セメント大手ラファージュ(Lafarge)ベネズエラ法人のマキシモ・ドルマン(Maximo Dolman)CEO(右から2人目)、スイス・セメント大手ホルシム(Holcim)のCEO、Louis Beauchemin 氏(右から4人目)ら(2008年8月18日撮影)。(c)AFP/Juan Barreto

【8月19日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は18日、メキシコのセメント大手セメックス(Cemex)の現地法人を国有化すると発表した。

 ベネズエラ政府は、セメックス株式60%の取得を目指し、同社と交渉を続けていたが、交渉期限の19日午前零時を前に、ラモン・カリサレス(Ramon Carrizales)副大統領は、「セメックスとの合意は不可能となった」と発表。「次に政府がとるべき措置として、セメックス所有地を接収する」と記者団に語った。

 また、チャベス大統領は、統一社会党(PSUV)の会合で「交渉期限が切れる午前零時に、ベネズエラ政府がセメックスの工場用地を受け継ぎ、セメックス所有地は国有化される」と発表した。

 合わせて同大統領は、セメックスや、先に行った石油・通信事業の国有化は「社会主義国家に向けたステップだ」と語った。

 ベネズエラ国内のセメント生産は、セメックスが半数以上を占め、残りもフランスのラファージュ(Lafarge)、スイスのホルシム(Holcim)と外国企業がほぼ独占している。

 カリサレス副大統領によれば、ラファージュ、ホルシムとも「友好的な」株式取得交渉を行った結果、ベネズエラ政府はそれぞれ89%、85%の株式を取得したが、セメックスは交渉で「実際の価値をはるかに超える価格を要求した」という。

 セメックス国有化への布石として、チャベス大統領は4月、国内のセメント産業を全て国有化すると発言。6月には株式委譲の交渉期限を60日間とする法令を布告している。(c)AFP

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