【7月28日 AFP】「グリーンベレー(Green Berets)」として知られる米陸軍特殊部隊にインド軍が協力し、ジャングルにおける戦闘訓練を実施することが発表された。

 26日の両軍の発表によると、米陸軍から約30人が、反政府活動が盛んなインド北東部ミゾラム(Mizoram)州で8月2日から「対反乱およびジャングル戦学校(Counter Insurgency and Jungle Warfare School)」に参加する。

 インド軍側の司令官によると「訓練課程には、テロ対策や低強度紛争に関する方法論」が含まれている。インド軍側からも同じく約30人が参加する。

 過去4年間で、250人の米軍兵士がこの訓練を受けている。同司令官は「米軍兵士からはイラクやアフガニスタンにおける都市テロリズムとの戦いの経験がもたらされ、インド側からはカシミールやその他北東部における戦術が伝授されるだろう」と説明した。

 7月初旬にはインド軍の戦闘機チームが、世界最大規模の航空軍事演習、作戦名「レッド・フラッグ(赤い旗)」に初参加するため、米国へ向かった。この演習は8月9日から開始される。インドは07年9月には、米、オーストラリア、日本、シンガポールから艦船29隻、戦闘機160機を招き、インド洋上で海事演習も開催した。

 今回の共同訓練は、冷戦時代に不信感を抱きあっていたインド軍と米軍の関係が大きく変化したことを物語っている。(c)AFP