米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員のベルリン到着を歓迎するアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相(2008年7月24日撮影)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS
【7月24日 AFP】米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は24日、欧州歴訪最初の訪問地、ドイツの首都ベルリン(Berlin)に到着した。
ベルリン訪問についてオバマ氏は、冷戦勝利の地において、欧米関係の新たな出発を示したかったと説明した。
イスラエルからベルリン入りしたオバマ氏は、まずアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と会見した。続いてフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank-Walter Steinmeier)外相、クラウス・ヴォーヴェライト(Klaus Wowereit)ベルリン市長との会談の後、市民数万人を前に外交方針の表明する演説を行う予定。
ドイツへ向かう機内でオバマ氏は報道陣に対し、欧米の共通基盤を再発見したいと述べ「大西洋の両側で私がコミュニケーションしたいと考えていることは、双方の一体感の回復にとって疑いなく大きな可能性をもっている」と語った。
ベルリンでは、東西に分離されていた1963年、故ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領が「Ich bin ein Berliner(わたしは一人のベルリン市民だ)」と述べ、1987年に故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領が「この壁を崩せ」と呼び掛けた。
オバマ氏に両元大統領のような名演説を期待するむきもあるが、それを抑えるかのようにオバマ氏は「彼らは大統領だった。私は一市民だ」と述べた。(c)AFP/Stephen Collinson