
【7月23日 AFP】スイス・ジュネーブ(Geneva)で開催中の世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)交渉2日目の22日、米通商代表部(US Trade Representative)のスーザン・シュワブ(Susan Schwab)代表は、米国の国内農家向け補助金を削減するという新しい提案を発表したが、新興国からの支持は得られなかった。参加国は交渉の迅速化を呼び掛けている。
交渉活発化を目指す米国は、農家への支援を年間150億ドル(約1兆6000億円)まで削減すると提言したが、主要参加国であるブラジルの支持は得られなかった。
ブラジル代表団メンバーは「いい試みだ」とした上で、新たな補助金の水準は「依然高すぎる」と指摘した。ブラジルは今回の交渉で新興国の非公式な広報官の役割を果たしている。
ブラジル代表団を率いるセルソ・アモリン(Celso Amorim)外相は交渉終了後、記者団に対しやや前向きの見解を示した。米国の動きは「米国の交渉への関与を示すものだが、意欲が低い。これはスタートだが、スロースタートだ」と話した。
シュワブ代表は、「(米国は)重要な新提案を行った。交渉相手からも同様の提案があることを期待している」と話した。(c)AFP/William French
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