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米テロ監視リストに100万人掲載、自由人権協会報告

  • 2008年07月15日 23:45 発信地:ワシントンD.C./米国
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南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)のソウェト(Soweto)で毎年恒例の講演を行うネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)前大統領(2008年7月12日撮影)。(c)AFP/LIONEL HEALING

【7月15日 AFP】アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties UnionACLU)は14日、米当局がまとめているテロリストおよびテロリスト容疑者の監視リストに掲載されている個人の氏名が、100万人分を超えたと指摘した。

 この数字は米連邦捜査局(Federal Bureau of InvestigationFBI)が運営するテロリスト・スクリーニング・センター(Terrorist Screening CenterTSC)に関する司法省の報告から、ACLUが割り出した。同センターはテロリスト監視リストに関する情報を集約している。

 ACLUによると、司法省監察総監報告には「(同センターの)データベースには2007年4月時点で70万人分を超える氏名が登録されており、月2万件平均で名簿は増え続けている」と記されている。ACLUは声明で「この数字から現在のリストには100万人を超える氏名があるはずだ」と指摘した。
 
 監視リストには、2005年に絞首刑に処せられた故サダム・フセイン(Saddam Hussein)イラク大統領など、すでに故人となった人物もいまだ登録されているという。

 また、勲章を授与された退役軍人やケッド・ケネディ(Ted Kennedy)上院議員の名前もあるという。ACLUによると、米議会で承認を得ないとデータベースから氏名は抹消されない。ノーベル賞を受賞したネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)南アフリカ前大統領の名も、リストから除外するための法案が米議会で可決するまで登録されていた。

 ワシントン(Washington)で開いた記者会見で、ACLUのテクノロジー・アンド・リバティ・プログラムのディレクター、バリー・スタインハート(Barry Steinhardt)氏は「この監視リストは、テロリズムに対する米政府の誤ったアプローチを完璧に象徴している。不正、制御不能、不適切な施行、リソースの無駄遣いといったことを表しており、何十億人もの旅行者の人生を真に妨害するものとなっている」と厳しく批判した。

 一方、米運輸保安局(Transportation Security AdministrationTSA)はウェブサイト上で「リストに関する推測は明らかに間違っている」と反論し、リストに100万人もの氏名が含まれているというACLUの主張をきっぱりと否定した。同局では監視リストの掲載氏名は45万件を下ると概算している。(c)AFP

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