【7月13日 AFP】地中海周辺国と欧州連合(EU)加盟国の43か国による初めての地中海連合首脳会議が13日、パリ(Paris)で開催される。同会議は、中東和平へ向けた弾みとなることが期待されている。

 EU27か国、北アフリカ諸国、バルカン半島諸国など、7億5600万人を代表する各国首脳が、パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りにあるグランパレ(Grand-Palais)に集まり、初会合を開催する。

 ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は、「首脳会議の目的は、地中海周辺諸国が憎しみあいと戦争の繰り返しを止め、相互に愛し合う方法を学ぶことにある」と述べた。

 地中海連合の会議に先立ち、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長の会談が行われた。会談後の記者会見でオルメルト首相は「かつてこれほど和平に近づいたことはない」と述べた。

 シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領も今回の首脳会議に出席するが、オルメルト首相との会談は予定されていない。

 地中海連合の首脳会議は1900年に万博のために建築されたグランパレで、現地時間13日午後3時30分(日本時間同日午後10時30分)に始まる。(c)AFP/Lorne Cook