イラン・テヘラン(Tehran)南部の公園で行われたイラクとの戦争を記念する「聖なる防衛週間」の催しで、最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師の肖像の前に展示されたミサイル(2007年9月26日撮影)。(c)AFP/ATTA KENARE
【7月9日 AFP】イラン政府は8日、イスラエルおよび米国がいかなる形であれイラン国内の核開発施設を攻撃した場合、応戦すると警告した。
北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)で先進8か国首脳はイランに対し「ウラン濃縮関連活動の停止」をはじめとした国連(UN)安全保障理事会(Security Council)決議の順守を求めた。また国連安保理常任理事国とドイツの6か国による新たな提案に前向きな回答を求めた。5年に及ぶイランの核開発問題で同国には一連の制裁が科されている。
米国と、中東における米国の最も強力な同盟国イスラエルはイランの核施設に対し軍事行動を辞さないとの姿勢を示している。西欧諸国はイランが核兵器開発を目指していることを懸念している。
イスラエルがギリシャでイランの核施設攻撃を想定したとみられる軍事訓練を実施したことが明らかになったため、攻撃実施が近いとの見方も強まっている。
イランのファルス(Fars)通信によると、革命防衛隊海上部隊で最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師を代表するAli Shirazi氏は「米国がイランを攻撃すれば、世界における米国の死活的利益は火に包まれるだろう。イスラエルのテルアビブ(Tel Aviv)やペルシャ湾(Persian Gulf)の米艦が標的となる」と述べた。
この発言について、米国務省のGonzalo Gallegos報道官は、これらのコメントは従来通りのものだとの見解を示した上で「われわれはこの問題について外交的解決を望んでいることを強調し続ける」と述べた。(c)AFP