【7月2日 AFP】アフリカ連合(AU)は1日、エジプト・シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で開かれている首脳会議で、大統領選について国際的な批判の高まっているジンバブエに関し、与野党間の対話と挙国一致内閣の樹立を求める決議を採択した。AU高官が明らかにした。

 AUによる決議は「ジンバブエの平和と安定に向けた、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic ChangeMDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長との対話が開始されることを促す」ことが目的だという。

 さらに決議では、挙国一致内閣を樹立することや南部アフリカ開発共同体(Southern African Development CommunitySADC)による仲介を支援していくことも表明された。(c)AFP