東京で福田康夫(Yasuo Fukuda)首相と共同記者会見に臨む国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長(2008年6月30日撮影)。(c)AFP/Junko Kimura
【7月1日 AFP】アジア歴訪で来日した潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連(UN)事務総長は1日、都内で記者会見し、アフリカへの援助の手を緩めないよう先進国に求めた。また、次週北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)で、温暖化問題の解決に向けた具体的な動きへの期待を示した。
潘事務総長は「3つの危機」として温暖化、貧困、食糧価格の高騰をあげ、能力や経済力に恵まれた先進国は、政治的指導力を発揮し、これらの問題を率先して解決すべき立場にあると訴えた。
また、先進国の途上国向け援助を2010年までに倍増させ500億ドル(約5兆3000億円)とし、その半分をアフリカに向けるという2005年の英スコットランドのグレンイーグルズ(Gleneagles)G8サミットの合意に触れ、この合意をG8首脳が順守するよう、強く呼びかけた。
記者会見後、潘事務総長は次の訪問国である中国に向けて離日した。その後、潘事務総長は母国韓国を訪問した後、北海道洞爺湖サミットに出席するため再び日本を訪問する。(c)AFP