韓国・ソウル(Seoul)の青瓦台(大統領官邸)で李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領と会談前に握手するコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官(2008年6月28日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【6月28日 AFP】コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は28日、韓国を訪問し、ソウル(Seoul)で柳明桓(ユ・ミョンファン、Yu Myung-Hwan)外交通商相と北朝鮮の核問題について会談を行った。会談でライス長官は北朝鮮政府に対し核兵器の全面放棄を強く求めた。
北朝鮮は26日の核計画申告書の提出に続き、27日には非核化の履行を証明するため寧辺(Yongbyon)の核施設にある冷却塔を爆破、その映像はテレビでも放送された。
ライス長官は、柳外交通商相と北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の今後の進め方について協議。提出された申告書の検証に向けた取り組みについて集中的に話し合ったという。
北朝鮮が提出した核計画の申告書には、核施設と核爆弾用のプルトニウムの生産については言及されているが、核兵器に関しては盛り込まれておらず、また高濃縮ウラン(HEU)製造計画や、シリアへの核開発協力に対する懸念についても回答しされていないとの批判がある。
北朝鮮側は、米国がこの2つの問題に対して懸念を示していることを別の文書で認めたが、見解の相違の解決に向けて努力すると述べるにとどまった。
ライス長官は「次の段階では核放棄へと進む必要がある。それが6か国協議の目的だ」と語った。
6か国協議は次が最終段階となるが、この段階では北朝鮮政府に対し、米国・日本との外交関係樹立、さらに正式な平和条約の締結と引き換えに、核施設の解体と、すべての核物質・核兵器の提出を求めている。(c)AFP
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