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ジンバブエの有権者、トラブル恐れあえて投票

  • 2008年06月28日 10:24 発信地:ハラレ/ジンバブエ
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首都ハラレ(Harare)で集会に参加する、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領の支持者(2008年6月26日撮影)。(c)AFP/Alexander Joe

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【6月28日 AFP】ジンバブエで27日に実施された大統領選の決選投票はロバート・ムガベ(Robert Mugabe)現大統領のみが立候補するという異例の事態となったが、一部の有権者は投票する唯一の理由が身の安全を守るためと打ち明けている。

 匿名を条件に取材に応じたある有権者は、「選挙後に嫌がらせを受けるのは真っ平なので、しぶしぶ投票するよ。投票用紙には(誰の名前も書かず)×を書くだけ」と話した。

 この男性をはじめ多くが語る率直な意見は、決選投票の張り詰めた雰囲気をそのまま表現していた。野党の最有力候補モーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)氏は、暴力が公平な投票を妨げているとして最終的に決選投票への出馬を見送った。

 二重投票を防止するため投票直後の指にインクでつけられる印があることも有権者を投票所へ向かわせる要因となり、ムガベ大統領に有利に働いたとされる。

 別の男性は、「選挙後トラブルに巻き込まれかねないことを考えると、あえて投票する」と語った。

 投票が迫るにつれ他の自衛策も見られた。選挙ポスターや旗など与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)を支持するグッズが同国で最新のブームになりさえした。もちろんムガベ大統領への支持が拡大したからではなさそうだ。

 自動車のダッシュボードにムガベ大統領の顔写真が写された選挙用ポスターをあえて置くという男性は、検問所で止められた場合にポスターが通行証の役目をすると明かした。

 男性は、「ポスターはビザのようなもの。これがあれば、誰からも嫌がらせを受けたり質問されたりすることなしに、どこでも運転できる」と語った。(c)AFP/Susan Njanji

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