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小型核兵器の設計図が密売ルートに流出か、国連元査察官が警告

  • 2008年06月16日 11:23 発信地:ワシントンD.C./米国
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パキスタン・イスラマバード(Islamabad)で開催された南アジア地域協力連合(South Asian Association for Regional Cooperation、SAARC)に出席したパキスタンの「核開発の父」アブドゥル・カディル・カーン(Abdul Qadeer Khan)博士(2004年1月6日撮影)(c)AFP/Aamir QURESHI

  • 小型核兵器の設計図が密売ルートに流出か、国連元査察官が警告

【6月16日 AFP】米ワシントン・ポスト(Washington Post)は15日、リビアやイラン、北朝鮮に爆弾関連部品などを売却していた国際武器密輸組織が、先進核兵器の設計図を入手していたと報じた。国連(UN)の元査察官が報告書で警告したもので、設計図は複数の国や組織に極秘裏に売却された可能性があるとしている。

 設計図は、2006年にスイス人実業家が所有するコンピューターから発見されたもので、データ量は1000ギガバイト以上。イランや発展途上国十数か国が保有する弾道ミサイルに搭載可能な小型核兵器の製造方法も含まれているという。

 発見されたデータは、スイス当局が最近、国際原子力機関(International Atomic Energy AgencyIAEA)の監督下で破棄したものだった。IAEAは現在「核開発の父」と呼ばれるパキスタン人科学者、アブドル・カディル・カーン(Abdul Qadeer Khan)博士がかかわったとされる密輸組織の調査を行っている。

 今週末に公表されるとみられる報告書をまとめたデービッド・オルブライト(David Albright)元国連査察官によると、国連関係者はコンピューター発見前に設計図が売却された可能性は否定できないとの見方を示している。オルブライト氏は「これらの先進核兵器の設計図はかなり以前に、一部の世界で最も危険な政権に売却された可能性がある」としている。(c)AFP

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