エルサレム(Jerusalem)で行われた会談で握手するパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長とイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相(右、2008年6月2日撮影)。(c)AFP/GPO/Moshe MILNER
【6月3日 AFP】収賄疑惑で厳しい立場に置かれているイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は2日、訪米を前にパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長と会談した。
会談は、イスラエルが1日に、東エルサレム(Jerusalem)の入植地に新たに住宅884戸を建設すると発表したことに対し、パレスチナ側の激しい怒りが巻き起る中で行われた。
2時間あまりの会談後に会見したイスラエルのMark Regev首相報道官は上機嫌で、「きょうの会談では、進展があったと明言できる」と記者団に述べた。
また同報道官は、「両者は幅広い問題について議論した。和平交渉の進展を確認し、年末までに歴史的な合意に達することができるよう双方が尽力することを再確認した」と述べた。
一方、会談を終えたパレスチナ側はあまり上機嫌とは言えず、東エルサレムを含むヨルダン川西岸(West Bank)へのイスラエル入植地の拡大が、和平プロセスを弱体化させていることを強調した。
アッバス議長は会談の直前に、進展しない和平交渉の中でも、とりわけ厄介な問題である入植地について会談で話し合うと述べていた。(c)AFP/Ezzedine Said