国際ニュース検索
トップ > 政治 > 記事

08米大統領選挙>今度は白人牧師が問題発言、オバマ氏対応に苦慮

  • 2008年05月31日 19:04 発信地:ワシントンD.C./米国
  • 写真
  • ブログ
  • 2008年 米大統領選挙
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

モンタナ(Montana)州、グレートフォールズ(Great Falls)で、演説後額の汗をぬぐう民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(2008年5月30日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chip Somodevilla

【5月31日 AFP】米大統領選、民主党候補指名争いで、数日内にも民主党候補指名を手中に収めるとも目されるバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員と親交のある白人牧師が25日の説教で、人種問題となりえる表現を用いてライバルのヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員を嘲笑する内容の発言をしていたことが29日、各種報道で明らかになった。

 この発言が明らかになったことを受け、クリントン氏の陣営は30日、オバマ氏に対し問題の牧師が行った発言を正式に拒絶する態度を示すよう要求した。

 師とあがめていた黒人牧師ジェレミア・ライト(Jeremiah Wright)師の扇動的な人種発言に続き、同じ地元シカゴ(Chicago)の教会Trinity United Church of Christで特別講演を行ったマイケル・フェルガー(Michael Pfleger)師が問題発言をしたことで、オバマ氏は新たな対応を迫られることとなった。

■フェルガー師の問題発言

 フェルガー師が行った問題発言のビデオクリップは、世界最大級の動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」で10万ヒットを超えた。

 同師はこの中で、クリントン氏が1月のニューパンプシャー(New Hampshire)州予備選前に泣かんばかりだったと述べ、「クリントン氏はいつも『大統領の座はわたしのもの。わたしはビルの妻で白人なのだから』と思っていたんだ」と嘲笑した。

 さらに、「突如登場したバラク・オバマを見て、『いったいぜんたいどこから現れたの?わたしは白人、わたしには権利がある。黒人がわたしからスポットライトを奪おうとしているわ!』」と続く。

 演説の後半では、「泣いているのはクリントン氏だけではない。多くの白人が泣いている」と語った。

■対応に苦慮するオバマ上院議員

 共和党に有利に働くだけだとして、この問題で収拾を急ぐオバマ氏は29日、直ちに声明を発表。「米国各地を訪れてわたしが強い印象を受けたことは、米国民の力を分裂ではなく統合するさまざまなものだ」と述べた。

 オバマ氏はさらに、「だからこそ、共通する利益のために団結を目指す米国と各地の米国民を正しく反映しないフェルガー師の対立をあおる後ろ向きな話しぶりに大きく失望した」と同師を強く非難している。(c)AFP/Stephen Collinson
AFPBB News トップへ

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

このニュースへのリンク

この記事の前後のニュース

新着ユーザースライドショー

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ