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「U2」のボノさんが慶応大学で講演、「2国間援助だけでは不十分」

  • 2008年05月28日 10:03 発信地:東京
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都内の慶応大学(Keio University)に到着し、学生たちとハイタッチするロックバンド「U2」のボーカル、ボノ(Bono)さん(左、2008年5月27日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA

【5月28日 AFP】28日から横浜で開催される第4回アフリカ開発会議「TICAD IVTokyo International Conference on African Development)」に出席するため来日したロックバンド「U2」のボーカル、ボノ(Bono)さんは27日、慶応大学(Keio University)で講演し、「日本政府が対アフリカ援助額を倍増するというのは素晴らしいニュースだが、貧困国にはそれ以上の支援を行う必要がある」と訴えた。

 ボノさんはこの日、同大から名誉博士号を授与され、800人の学生を前に記念講演を行った。TICAD IVを前に何を期待するかとの質問には、「東南アジアのサクセスストーリは日本から始まった。われわれは、日本がその経験をアフリカでどう生かすのか学びに来た」と答えた。「技術移転も含め、日本政府のみならず民間セクターや企業もアフリカの支援に参加する。それがわたしの夢だ」

 ボノさんは講演後、記者団に対し「日本政府は7月の洞爺湖サミットを前に、2国間の援助額を倍増させるだけでなく、多国間での幅広い支援を倍増することを考えなければならない。たとえば国連食糧農業機関(United Nations Food and Agriculture OrganizationFAO)などの国際機関への支援も倍増する必要がある。それを日本国民も望んでいると思う」と熱弁を振るった。

 日本は長らく援助を外交の重要な手段としてきた。しかし、1991年には世界第1位だった援助額も、財政が悪化するにつれ減少傾向をたどってきた。

 だが、議長をつとめる福田康夫(Yasuo Fukuda)首相は、対アフリカ援助額を2012年までに倍増することを正式発表するとみられる。(c)AFP

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