米ケンタッキー(Kentucky)州ボーリンググリーン(Bowling Green)のメイズビル高等学校体育館で、民主党の大統領選の指名候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の演説を聴く支持者たち(2008年5月19日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson
【5月20日 AFP】20日にオレゴン(Oregon)およびケンタッキー(Kentucky)両州での予備選を控えた米大統領選の民主党候補指名争いは、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員が「勝利宣言」を行う構えを見せているが、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の選挙陣営は、まだ結果は出ていないとしてオバマ氏をけん制した。
オバマ陣営は、20日の予備選でオバマ氏は代議員の過半数を獲得する見込みで、その後は共和党の指名が確定しているジョン・マケイン(John McCain)上院議員と対決する11月の本選挙を見据えて活動することになるだろうと述べた。
これに対し、クリントン陣営の広報ディレクター、ハワード・ウォルフソン(Howard Wolfson)氏は、こうしたオバマ陣営の姿勢はこれから予備選に臨む5つの州の有権者に「平手打ちを食わせるようなものだ」と批判。「(オレゴンとケンタッキーでの予備選結果が判明する)20日の夜で全てが決定するような筋書きはありえない。早すぎる勝利宣言には何の裏付けも保証ない」と、オバマ陣営をけん制した。
一方、オバマ陣営のデービッド・プルーフ(David Plouffe)氏は、これまでの獲得代議員数から判断して、オレゴン、ケンタッキー州の結果が出た時点でオバマ氏の獲得代議員数が過半数を超える公算だと述べた。
これまでのところ、代議員数、特別代議員数、選挙戦の過程で獲得した票といった全ての指標でオバマ氏がクリントン氏を上回っている。
民主党の重鎮、ロバート・バード(Robert Byrd)元上院議員(90)は、かつて白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan、KKK)」に所属していた経歴を持ちながら、人種差別主義的な主張を撤回してオバマ氏支持を表明。初のアフリカ系大統領を目指すオバマ氏が掲げる「(白人と非白人間の)和解」の象徴となった。
しかし、バード氏お膝元のウェストバージニア(West Virginia)州で前週行われた予備選では、クリントン氏が圧勝している。(c)AFP/Stephen Collinson


