北朝鮮が提出した寧辺の核施設稼働記録を収めた入ったダンボール箱を持って板門店(Panmunjom)から韓国入りするソン・キム(Sung Kim)米国務省朝鮮部長(中央)ら米国側代表団(2008年5月10日撮影)。(c)JUNG YEON-JE

【5月10日 AFP】核計画申告問題を協議するため北朝鮮を訪問していた米国の代表団は10日、北朝鮮の核開発に関する文書を携えて10日、韓国に入った。米国は検証に向けた重要な一歩だとしている。
8日に平壌(Pyongyang)入りした米国務省のソン・キム(Sung Kim)朝鮮部長ら4人は、北朝鮮のプルトニウムに関する約1万8000ページの文書が収められた7つの段ボール箱とともに板門店を通って陸路韓国に入った。キム朝鮮部長は軍事境界線を越えた直後、報道陣に「今後この文書を持ち帰って分析する」と語った。
文書は1986年にさかのぼり、寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の5メガワットの原子炉と核燃料再処理施設の稼働記録からなる。
韓国外交部の報道官は9日、北朝鮮は米国に渡したものと同じ文書のコピーを中国にも渡し、情報は6か国協議参加国の間で共有されると語るとともに、次の6か国協議は5月末から6月初めにかけて再開されるとの見通しを示した。
ある韓国政府高官は、北朝鮮がかつて核開発計画の放棄を強く拒否していたことからすれば、今回の情報提供は、北朝鮮が6か国協議に真剣であることを示していると語る。韓国の外交筋によれば、米国務省のソン・キム朝鮮部長は12日の帰国を前に、6か国協議の韓国首席代表である外交通商省の金塾(キム・スク、Kim Sook)朝鮮半島平和交渉本部長と10日に会談するという。(c)AFP/Jung Yeon-Je



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