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08米大統領選挙>民主党指名争い、焦点は特別代議員に

  • 2008年05月07日 17:56 発信地:ワシントン D.C./米国
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米ノースカロライナ州ローリー(Raleigh)で行われた予備選挙後の集会に出席したバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(左)とミシェル(Michelle)夫人(2008年5月6日撮影)。(c)AFP/Emmanuel Dunand

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【5月7日 AFP】米大統領選の民主党指名を争う、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員は、6日に行われたインディアナ(Indiana)、ノースカロライナ(North Carolina)両州での予備選挙で最も重要な任務に失敗した可能性が強い。その任務とは、民主党の候補指名に重要な鍵を握る党の重鎮たちに、ライバルのバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員では大統領選には勝てないと考え直してもらうことだった。

 ビル・クリントン(Bill Clinton)元米大統領の政策顧問を務めていたこともある、米シンクタンク・ブルッキングス研究所(Brookings Institution)の政治アナリスト、ウイリアム・ガルストン(William Galston)氏は、オバマ氏がノースカロライナ州予備選で勝利しインディアナ州予備選で大接戦を演じたことで、同氏にとって民主党候補指名にむけて有利な展開となったと語る。

 ガルストン氏は「過激な発言で物議を醸したジェレミア・ライト(Jeremiah Wright)牧師の問題のような大きな問題でも起きない限り、オバマ氏は大きく深呼吸をして自分は民主党の大統領候補なんだと考えることができるだろう」と指摘する。

「6月の第1週を過ぎたころには、特別代議員たちが雪崩を打って(オバマ氏)支持を表明し始めるだろう」(ガルストン氏)

 オバマ氏はアフリカ系だが、ノースカロライナ州予備選での出口調査によると、白人有権者の3分の1以上の支持を集めたという。オバマ氏は人種差別的な発言を行ったライト牧師との絶縁を宣言している。また、クリントン氏はオバマ氏のことを、一般の米国人の気持ちを理解できない「エリート主義者」だと批判していたが、自らの価値観を共有できるのはどちらかとの質問にオバマ氏と答えた有権者はクリントン氏と答えた人を上回り、クリントン氏の戦術は結果的に成功しなかった。

 予備選結果は、ノースカロライナ州ではオバマ氏が56%対42%で勝利する見込みで、一方のインディアナ州では開票率99%の段階で、51%対49%でクリントン氏が勝利するものとみられている。

 オバマ氏はノースカロライナ、インディアナ両州の計187人の代議員の大半を獲得し、民主党の候補者指名争いのリードを広げたかたちだ。オバマ氏は今回初めて、ホワイトハウス(White House)に手が届きつつあると語った。

 一方、インディアナ州インディアナポリス(Indianapolis)で行われたクリントン氏の勝利宣言には、勝利したという実感はほとんどなかったといえる。クリントン氏はこの予備選挙で流れを変えるとしていたが、勝利宣言では最終的な候補者が決定するまであきらめないと語った。

 インディアナ、ノースカロライナ両州の予備選が終わり、両候補は残り217人の代議員をめぐって選挙戦を続けることになる。だが、自らの意思で候補者を選ぶことができる800人の特別代議員のうち、態度を明確にしていない200人が民主党の指名候補を決める上でより重要になると見られている。(c)AFP/Jitendra Joshi

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