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南ア大統領、外国人憎悪による犯罪撲滅を呼び掛け

  • 2008年04月28日 19:48 発信地:ケープタウン/南アフリカ
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南アフリカで脅迫や侮辱など外国人嫌悪の標的となった体験を語る被害者でコートジボワール移民のEtienne Gabaさん(2007年1月23日)。(c)AFP/ALEXANDER JOE

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【4月28日 AFP】外国人襲撃事件が相次いでいる南アフリカで、ターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は27日、外国人に対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)を止めなければならないと国民に呼び掛けた。

 ケープタウン(Cape Town)で、全人種選挙から14年目を記念する「自由の日(Freedom Day)」の祝典に出席した大統領は、「われわれ南アフリカ人は、たまたま外国人だというだけの理由による何の罪もない人々への不必要な襲撃に加担すべきではない」と演説。

「襲撃事件の加害者の多くは外国人」とする一部の言説を否定し、「南アフリカ人は(人種隔離政策・アパルトヘイトの経験から)人種差別、性差別、そのほかの偏見が与えうるダメージを充分に理解しているはずだ」と付け加えた。

 また、過去の反アパルトヘイト運動において他のアフリカ諸国が南アフリカを支援した点や、貧困からの脱出にはアフリカ諸国との相互協力が不可欠である点を強調した。

■犯罪と失業率増加を外国人のせいにする傾向

 同国では近年、外国人襲撃事件が頻発し、数十人が殺害され、数百人が住む場所を追われる事態に至っている。数日前には、ジンバブエ人1人を含む外国人2人が群集に焼き殺される事件が発生した。新憲法下で発足した人権委員会によると「犯罪と失業率の増加」を外国人のせいにする傾向が、こうした背景にあるという。

 人権委員会は前月、「外国人嫌悪は立憲民主主義を脅かそうとしている」として、憎悪犯罪を禁止し、移民の権利を保護するための法律を制定するよう政府に要請した。移民の多くはサハラ以南のアフリカ諸国から来ている。

 この数年間で南アフリカには、経済が破たんした隣国ジンバブエからも最大300万人が移住したとされる。(c)AFP

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