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オーストラリアの聖火リレー、中国政府が群集を動員か

  • 2008年04月25日 22:15 発信地:キャンベラ/オーストラリア
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  • <北京五輪>聖火リレー
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オーストラリア・キャンベラ(Canberra)で、五輪聖火リレーの開始地点で旗を振る中国支持者ら(2008年4月24日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD

【4月25日 AFP】オーストラリア首都特別地域(Australian Capital TerritoryACT)のジョン・スタンホープ(Jon Stanhope)首相は25日、キャンベラ(Canberra)で行われた北京五輪の聖火リレーで、チベット支持の活動家らを圧倒するため、中国政府が多数の中国支持の学生らをリレー応援に動員したと述べた。

 ジョン・スタンホープ(Jon Stanhope)ACT首相は、シドニーのデイリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙の取材に、「中国大使館員が24日の聖火リレーで1万人以上の中国支持者を動員した」と述べた。

 スタンホープ首相は、「(中国側が動員をかけたことは)疑いのないことだ。事実、中国大使自らが、リレーで支持者を動員したグループの代表と連絡をとっていることを示していた」と述べた。そして、「(中国のオーストラリア大使と動員グループとの)つながりや、グループの性質についてはわからないが、両者の間に連絡があったことは知っている」と付け加えた。

 リレー当日は、約2000人のチベット支持の活動家らに対し、中国を支持する群衆は数で圧倒しており、押し合いや「やじ」の言い合いでも常に優位に立っていた。

 テレグラフ紙によれば、キャンベラの中国大使館員は、群衆を集めた学生グループのリーダーや旅行代理店と常に連絡を取り合っていたという。チベット支持の抗議行動によってロンドン(London)やパリ(Paris)ではリレーが妨害され、サンフランシスコ(San Francisco)では治安上の懸念からルート変更を余儀なくされており、キャンベラで無事リレーを終わらせたい中国政府が「レンタル群衆」を利用したと、テレグラフ紙は伝えている。

 オーストラリアの聖火リレーでは7人が逮捕され、中国とチベットそれぞれの支持者の間で緊張が高まったものの、キャンベラでのリレーは全体的に平穏に終わった。

 オーストラリアでは中国側の「フレームアテンダント」について、警察当局がリレー警備上不要であると述べたことで論議が巻き起こっていた。ロンドン五輪組織委員会のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)委員長は、「フレームアテンダント」について「thugs(ごろつき、チンピラの意)」と非難していた。(c)AFP

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