【4月17日 AFP】パリ(Paris)のベルトラン・ドラノエ(Bertrand Delanoe)市長は16日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世にパリ名誉市民の称号を与えるよう、21日の市議会に提案する考えを明らかにした。

「平和のチャンピオンかつ根気強い対話の提唱者に敬意を払う」もので、「パリ市は尊厳、自由、命という最も基本的な権利を守ろうとしているチベット(Tibet)の人々への支援を示したい」と声明で説明している。

 ダライ・ラマは北京五輪が開幕する8月に訪仏する予定。パリでは前週、チベットの支援者や人権侵害を非難するデモ隊が北京五輪の聖火リレーを妨害し、混乱が起きている。(c)AFP