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08米大統領選挙>アジアとの連携を強調する3候補

  • 2008年04月07日 20:57 発信地:ワシントンD.C./米国
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2008年米大統領選挙の候補者ら。左からバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(民主党、08年2月1日撮影)、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(共和党、08年2月6日撮影)、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員(08年2月4日撮影)。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND(L)/DON EMMERT(C)/ROBYN BECK(R)

【4月7日 AFP】米大統領選に出馬している民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)候補は、幼少時代をインドネシアで過ごした。共和党公認候補が確定したジョン・マケイン(John McCain)氏はベトナムで戦争捕虜だった経験を持つ。インド系人脈を強調するヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補は、インドの州名を挙げ自称「パンジャブ(Punjab)州選出民主党議員」と冗談を飛ばす。ホワイトハウスへの道を争う3人の上院議員は、いずれもアジア地域との印象的なつながりを持つ。

 3人はそろってアジアとの連携強化を誓約しているが、2003年にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)現大統領がイラク開戦を決断し損なわれた米国の信用回復に、この姿勢は好影響をもたらすとみられている。

 拡大する軍事力と急速成長する経済を手に、アジアで米国の影響力と対抗する中国を外交の中心課題とする見解は、3候補とも共通している。

 オバマ候補は中国に対し「ルールに基づいた行動」を求め、マケイン候補は米国をアジアから「排除するために計画した」地域フォーラムや経済協定を進める努力を止めるよう、中国政府に呼び掛けている。クリントン候補は「中国の行為が米国の重要な国益と相反する場合は、中国に異議を申し立てる用意が必要だ」としている。

 夫ビル・クリントン(Bill Clinton)前大統領のホワイトハウス時代、大統領夫人としての立場から、外交政策と安全保障に関し豊富な経験を積んだと自負するクリントン候補は、インドとの関係も強調する。インドは経済新興国としても、世界最大人口を抱える民主主義国としても「とりわけ重要」とし、域内および国際機関においてインドの発言機会を増やすべきだと主張、その例として国連(UN)の場を挙げる。

 現在71歳のマケイン候補はベトナム戦争中、「ハノイ・ヒルトン」(Hanoi Hilton)と呼ばれた悪名高い捕虜収容所で数年を過ごした。ベトナムの英雄とたたえられることの多いマケイン氏は、この時の経験が自分に「チームワークと自己犠牲」を学ばせ、「より善良な人間」に育てられたと語る。

 アジアとの関係強化を強調する3候補。しかし専門家筋は、そのうちの誰も米国の対アジア外交の抜本的改革は行わないとみている。(c)AFP/P. Parameswaran

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