2008年4月1日、ポーランド・ワルシャワ(Warsaw)の議会下院で、欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約(Lisbon Treaty)」批准の採決前に、レフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領(右)の前で演説を行うドナルド・トゥスク(Donald Tusk)首相。(c)AFP/JANEK SKARZYNSKI
【4月2日 AFP】ポーランド下院は1日、欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約(Lisbon Treaty)」の批准を、混乱の末、賛成384、反対56、棄権12の賛成多数で可決した。今後は上院での採決後、レフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領が署名し、正式に批准される。ポーランドが批准したことで、条約発効にむけ弾みがつくとみられている。
EUに懐疑的なカチンスキ大統領と、双子の弟で野党指導者のヤロスワフ・カチンスキ(Jaroslaw Kaczynski)元首相は当初、ドナルド・トゥスク(Donald Tusk)首相が進める同条約批准に反対の姿勢をとっていたが、前週末に譲歩したことで批准が可能になった。
リスボン条約は、2005年にフランス及びオランダの国民投票で批准が否決された欧州憲法案に代わるものだが、目標とされている2009年に発効するためには、EUの全加盟国27か国の批准が必要とされる。
2004年にEU加盟を果たしたポーランドがリスボン条約の批准を否決すれば、リスボン条約の発効が遅れかねないと懸念されていた。(c)AFP/Jonathan Fowler
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