2008年3月31日、ウクライナの首都キエフ(Kiev)の米大使館前で、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の人形を燃やす人々。数千人が抗議活動に参加した。(c)AFP/GENIA SAVILOV
【4月2日 AFP】(写真追加)欧州・ロシア歴訪を開始したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は1日、訪問先のウクライナを訪れ、首都キエフ(Kiev)で、ウクライナとグルジアの北大西洋条約機構(NATO)加盟について「全面的に」支持すると表明した。
両国の加盟についてはフランスやドイツが難色を示しており、ロシアからの強い反発も予測されることから、2日からルーマニア・ブカレスト(Bucharest)で開催されるNATO首脳会議での協議は、難航するとみられる。
フランスのフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)首相は、2国の加盟については欧州各国の関係を損ないかねないとして反対姿勢を示す一方で、米国防総省のロバート・ゲーツ(Robert Gates)長官がNATO加盟国に増派要請したことを受けてアフガニスタンに「数百人」規模で増派を行うことを発表した。
ブッシュ大統領は米政府は旧ソ連圏のウクライナとグルジアがNATO加盟につながる「加盟行動計画(MAP)」の承認を得ることを願っているとし、各加盟国からロシアは「拒否権を発動しない」との確証を得ていると述べた。
ロシアがNATOによるアフガニスタン北部までの陸上輸送路設置に合意する可能性は高いが、ウクライナとグルジアの加盟問題に対するロシアの反発が会議に影響する懸念もある。
首脳会議後、ブッシュ大統領はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の呼び掛けでロシア黒海沿岸のリゾート地ソチ(Sochi)で首脳会談を行い、2国間の対立緩和を目指す。(c)AFP/Nick Coleman
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