韓国軍のF-15K戦闘機(2005年10月7日提供)。(c)AFP/South Korean Air Force
【4月1日 AFP】朝鮮日報(Chosun Ilbo)は31日、北朝鮮の戦闘機が過去1か月の間に10回以上南北軍事境界線に接近し、韓国軍の戦闘機が緊急発進していたと報じた。韓国軍当局はコメントを拒否している。
朝鮮日報は韓国軍当局筋の話として、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領が就任した2月25日以降、ミグ21(MiG-21)などを含む北朝鮮の戦闘機が10回以上、韓国軍が多数駐屯する南北軍事境界線に接近したと伝えた。韓国軍戦闘機はその度に、北朝鮮の戦闘機を迎撃するために緊急発進したという。
また、北朝鮮の機械化部隊が定例の訓練後に、南側へ移動するという異例の動きも見られた。聯合(Yonhap)ニュースによると、この冬の北朝鮮陸・海・空軍の軍事演習は、例年に比べて50%増加している。
北朝鮮の国営朝鮮中央通信社(Korean Central News Agency、KCNA)は30日に、韓国が核施設への先制攻撃を計画しており、仮に実行に移されるならば韓国を「灰の山」にするとの論評を伝えていた。
27日には南北協力事業の開城(Kaesong)工業団地に常駐する韓国政府職員を退去させており、また28日にはミサイルを発射、29日には韓国との対話の全面的中止を示唆するなど、このところ2国間の緊張が高まっている。(c)AFP




