【3月28日 AFP】(一部更新)韓国・聯合(Yonhap)ニュースによると、北朝鮮は28日午前10時半ごろ、黄海(Yellow Sea)海域で短距離ミサイル数発を発射した。

 聨合が報じた韓国大統領報道官の話によると、発射は「通常の軍事訓練」の一環。数日前にも北朝鮮にミサイル発射の動きがあったが、実際の発射には至らなかったとしている。

 現在は、韓国軍当局が北朝鮮の軍事動向を厳重に監視中だという。

 一方、北朝鮮外務省報道官は同日、米国が核問題の解決を遅らせているとして、核施設無能力化へ向けた作業が鈍化する可能性を警告した。

 朝鮮中央通信(Korean Central News Agency)が、「米政府が存在しないものを存在すると主張し続け、核問題解決を遅らせるなら、核施設の無能力化に重大な影響を与えるだろう」との外務省声明を報じた。(c)AFP