2008年3月19日、米ノースカロライナ(North Carolina)州フェイエットビルにあるコミュニティーカレッジで行われたイラク開戦5年の式典で、イラク戦争について演説するバラク・オバマ(Barack Obama)候補(c)AFP/Brad COVILLE
【3月21日 AFP】米大統領選の民主党候補争いで、20日の全米世論調査では、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の支持率が低下、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員がリードを広げた。
師と仰ぐジェレミア・ライト(Jeremiah Wright)牧師の問題発言を受けたオバマ氏の18日の演説に対して、評論家らは好意的な評価を与えたものの、有権者の反感は収めることができなかったと見られる。
調査会社ギャラップ(Gallup)の20日の全米世論調査では、クリントン氏の支持率が49%と、オバマ氏の42%を7ポイント上回った。クリントン氏がこれほど差を広げたのは約1か月ぶり。
また同調査によると、民主党指名争いの長期化は、共和党候補指名が確定したジョン・マケイン(John McCain)上院議員に有利に働いている。マケイン氏は、オバマ氏に対しては47%対43%、クリントン氏では48%対45%といずれも民主党候補を抑えてリードしている。
牧師の発言を巡る問題について、オバマ氏はCNNの番組で「動揺している」と心中を明らかにした。同氏は演説について今回の騒動と人種問題の両方に誠意を持って取り組む姿勢を示したものとしながらも、「支持率に実質的にどのような結果をもたらすのかはわからない」と述べた。
4月22日のペンシルベニア(Pennsylvania)州予備選を前にオバマ氏は、クリントン氏の基盤である労働者層の取り込みを目指してきた。前回のミシシッピ(Mississippi)州予備選では、それぞれの支持層が人種によって大きく分断されていることが明らかになっている。
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