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台湾総統選、官僚の失言で民進党に失点

  • 2008年03月19日 18:28 発信地:台北/台湾
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2008年3月18日、台湾中部の彰化(Changhua)で選挙活動する与党・民主進歩党(Democratic Progressive Party)謝長廷(Frank Hsieh)候補。(c)AFP/PATRICK LIN

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【3月19日 AFP】22日に実施される台湾総統選挙で、与党・民主進歩党(Democratic Progressive Party)の謝長廷(Frank Hsieh)候補が国民党(Kuomintang)の馬英九(Ma Ying-jeou)候補を追うなか、ある官僚が馬候補の亡くなった父親について不適切な発言を行い、謝候補が謝罪するという出来事があった。

 問題の発言は、テレビ中継された16日の民進党の選挙集会で教育省の中堅官僚が行ったもので、馬氏の父親がひんぱんに売春宿に通い、自分が洗礼式に立ち会った女性と関係を持っていたというもの。同様の疑惑は以前にも話題になったことがあるが、今回は言葉づかいがわいせつ過ぎるとして問題になった。馬候補の家族はこの疑惑を否定している。

 17日のテレビは電子音で発言内容が聞き取れないようにしたうえで問題のシーンを繰り返し放送した。失言した官僚は辞職し謝罪しており、馬氏は謝罪を受け入れた。

 日刊紙の聯合報(United Daily News)は論評で「謝陣営が土壇場でようやく獲得した勢いが一瞬にして失われた可能性がある」とし、前週の世論調査で馬氏を追い上げていた謝氏にとっては痛手となると分析。

 中国文化大学(Chinese Cultural University)のGeorge Tsai教授(政治学)は「有権者は今回の失言で過去の民進党議員による失言などを思い出し、同党に反感を抱いた」一方、馬氏は好感度を上げたとみる。

 前週には国民党議員4人が民進党事務所に乱入する事件があったが、元外交官の陸以正(Loh I-cheng)氏は今回の発言は、事件による国民党のイメージダウンを払しょくするだろうと分析している。(c)AFP

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