2008年3月10日、米ペンシルバニア州スクラントン(Scranton)のスクラントン高校(Scranton High School)で行われた米民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の選挙集会でサインを掲げる子供。(c)AFP/ROBYN BECK
【3月11日 AFP】辛口な発言で知られるオーストラリア生まれでイギリスを本拠に活動しているフェミニズム学者ジャーメーン・グリーア(Germaine Greer)氏は10日、新著の宣伝のために出演したテレビ番組で、米大統領選の民主党候補指名を争うヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員を痛烈に批判した。
豪民放最大手「ナイン・ネットワーク(Nine Network)」の番組で、グリーア氏はクリントン氏を、「冷たい」、「高圧的」、「手管に長けている」と批判し、大統領としての信頼性に疑問を投げかけた。また、クリントン氏の政治的評価は夫のビル・クリントン(Bill Clinton)前大統領との結婚によるところが大きく、フェミニストの心には訴えないと指摘した。
「わたしはヒラリーが好きではない。彼女が政権をとっても、同じ顧問を従えるだろうから何も変わらない」
「彼女が今の立場にいるのは、ビルの妻だから。上院議員として立派な仕事をしたから?わたしはそうは思わないけど。彼女は政府内で重要課題を手がけて失敗しているわ」と、クリントン政権時代にヒラリー氏が取り組んだ医療保険制度改革に言及した。
また、クリントン夫妻を個人的に知っていると述べ、夫妻の結婚スタイルについて、愛情のある関係というよりは、同盟関係またはビジネス上のパートナーだと批判した。
しかしグリーア氏は、ヒラリー氏は嫌いだが、夫のビル氏のファンであるという。
「誰もがビルのことを愛している。ビルは魅力的で、いつもわたしを褒め、英国では食事に誘ってくれる。わたしたちは親友で、わたしは彼が好きだ」と語った。
グリーア氏は、ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)やテレビ番組「クロコダイル・ハンター(Crocodile Hunter)」で有名な環境保護活動家、故スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)さんなどについても、挑戦的な攻撃的発言をおこなっている。
前年、ダイアナ元妃を「心のゆがんだ能無し」と評し、2006年にはアーウィンさんがアカエイに刺されて死亡した数日後、「オーストラリア人の恥」とこき下ろした。(c)AFP









