2008年3月5日、コロンビアのベネズエラとの国境の町サン・アントニオ(San Antonio)で、両国をつなぐ橋の警備を行うコロンビア警察の機動隊。(c)AFP/Elieser MANTILLA
【3月6日 AFP】コロンビア空軍がエクアドル領内のコロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」を越境攻撃した問題で、エクアドルに協調しコロンビアと断交状態にあるベネズエラは5日、同国との国境地帯に陸軍10個大隊(6000人規模)を展開した。部隊はほぼ配置についている状態だという。同国の国防当局者が明らかにした。
地域の緊張が高まる中、南米を中心に34か国が加盟する米州機構(Organization of American States、OAS)は4日に米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で緊急会合を開き、コロンビアの越境ゲリラ掃討作戦をエクアドルへの主権侵害だとする決議を採択した。だが、同機構として正式に非難するには至らなかった。
さらに、OAS加盟国は、ホセ・ミゲル・インスルサ(Jose Miguel Insulza)事務総長による調査委員会の発足にも合意し、事態の解明にむけて今月17日に加盟国外相会議を開催することを呼びかけた。
一方、コロンビア政府は、エクアドル代表も承認したOASの決議によって、現在の緊張状態が緩和に向かうことを期待する姿勢を示している。
また、コロンビアのFrancisco Santos副大統領も、欧州連合(EU)関係者との協議を行っていたベルギー・ブリュッセル(Brussels)で、ベネズエラの挑発にはのらないと語った。(c)AFP/Victor Flores
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