2008年3月4日、米テキサス(Texas)州のヒューストン(Houston)からサンアントニオ(San Antonio)に向かう機内で、同行した報道陣と話す米大統領選の民主党候補指名を争うバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員とミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND
【3月5日 AFP】米大統領選の民主党候補指名を争うヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の選挙陣営は4日、候補者選びが実施されているテキサス(Texas)州の複数の党員集会会場で、ライバルのバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の陣営が、クリントン氏の支持者を会場から閉め出すなど、「乱暴かつ非民主的な」方法を取っているとして非難している。
クリントン陣営は緊急の記者会見を行った。テキサス州担当者は記者団に対し「妨害的な違法行為が多数あった」とし、「極めて乱暴な行為が行われている」と訴えた。
同陣営によると、オバマ陣営は党員集会で両陣営とも使用可能な備品を独り占めし、またオバマ氏の支持者によって乗っ取られ、クリントン氏の支持者が閉め出された会場も複数あるという。
さらにクリントン陣営の顧問弁護士は、いくつかの会場では、開会前にすでに結果を宣言していたと警鐘を鳴らした。
同弁護士によると、クリントン陣営は、法的措置も含めてあらゆる手段を講じる姿勢だという。ただし、まだ何も決定していないという。
これに対しオバマ陣営は、AFP宛の電子メールで、クリントン陣営の訴えについて、党員集会の結果から注意をそらすための「あからさまなばかげた試み」だとして一蹴した。
テキサス州の候補者選びは他州と異なり、すべての有権者が1日がかりの予備選挙で投票することができる。投票に続いて、党員集会が行われ、候補者選びが完了する。
また、同州の代議員数は193人で、うち約3分の2が、州内31か所の選挙区で実施される予備選挙の結果で、残りの3分の1が党員集会の結果で割り当てられる。(c)AFP