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国連安保理、ガザ地区とイスラエル南部での戦闘を非難

  • 2008年03月02日 17:54 発信地:ニューヨーク/米国
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  • イスラエル軍がパレスチナ自治区を攻撃
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2008年3月1日、パレスチナ自治区のガザ地区(Gaza Strip)南部ラファ(Rafah)で、イスラエル軍に空爆された地点に集まるパレスチナの人々。(c)AFP/SAID KHATIB

【3月2日 AFP】国連(UN)安全保障理事会は2日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエル南部で激化する戦闘を非難し、イスラエル、パレスチナ双方に対し、国際法の下での義務を尊重するよう強く要請した。

 1日のイスラエル軍のガザ地区攻撃を受けて開催された緊急会合の後、今月安保理議長を務めているロシアのビタリー・チュルキン(Vitaly Churkin)国連大使は声明文を読み上げ、安保理理事国は「すべての当事者が直ちに攻撃を止めることの必要性を強調し、イスラエル南部とガザ地区の民間人への犠牲を深く憂慮し、激化する戦闘を非難する」と述べた。

 さらにこの声明文で、国連安保理理事国は戦闘行為によって「平和と安全の中でイスラエルとパレスチナの両国家が共存するという目標に向けた、両国政府の政治プロセスが阻止されることを許してはならない」と強調した。

 ガザ地区を拠点とする武装勢力がイスラエルへロケット弾攻撃を行っているとしてイスラエル軍は1日、ハマスが実効支配するガザ地区に対して地上からの攻撃と空爆を行い、パレスチナ人61人が死亡した。

 チュルキン国連大使による発表は、5時間以上に及んだ協議後に行われた。イスラエル軍による封鎖が続くガザ地区への空爆と地上からの攻撃を受けて、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長が安保理に対して要請し、緊急会合が開催されていた。

 国連安保理15か国で唯一のアラブ圏からの理事国リビアは、イスラエル軍による「子どもを含む罪のない民間人の殺害を強く非難する」とする決議草案を、アラブ諸国を代表して提案した。この草案には、「軍事攻撃やロケット弾発射を含むすべての戦闘行為の即時中止を要求し、すべての当事者に対して停戦の尊重を呼び掛ける」とする内容も含まれている。

 各国は、週明けの3日に草案を専門家に分析させ、意見の相違を調整することで合意した。(c)AFP

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