2008年2月7日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で開催された「National Prayer Breakfast」に出席した米大統領選の共和党候補、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員。(c)AFP/Mandel NGAN
【2月8日 AFP】米大統領選の共和党指名候補争いでは、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が撤退を表明したため、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員が指名戦レースのトップに躍り出た。マケイン氏に批判的な共和党内の保守層からの支持が、今後の選挙戦の鍵を握る。
マケイン氏の最大のライバルと目されていたロムニー氏が、全米24州で予備選・党員集会が行われた5日のスーパーチューズデーでの惨敗をうけ、早々と選挙戦からの撤退を表明したことで、マケイン氏の指名獲得が濃厚となってきた。
しかし11月の本選挙で共和党候補の指名を獲得するためには、保守層の支持固めが必須であることはマケイン氏も痛感している。
保守層の支持を掘り起こすべく保守政治活動会議(Conservative Political Action Conference、CPAC)の年次総会に出席したマケイン氏は、「わたしは保守主義者の道を貫いてきた」と語り、自身への支持を訴えた。
「わたしの発言の一部は共和党員として間違っていると思われたかもしれないが、すべて保守主義の信念に基づいたものだと理解してほしい」
「真の保守派党員の支持なしには、わたしの努力も実ることはなく、大統領選挙での試練にわが党が立ち向かうことも不可能だ」
さらにマケイン氏は、演説のなかで保守主義を信奉した故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元米大統領にたびたび言及したほか、中絶や減税には断固たる態度で臨むとし、イラク戦争支持の立場にも変わりがないことを明確にした。(c)AFP/Stephen Collinson