2008年2月5日、米ニューヨーク(New York)州Chappaquaの小学校に設置された投票所で投票を済ませ、車に戻る米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員。(c)AFP/ROBYN BECK
【2月6日 AFP】(一部更新)全米24州で米大統領選指名候補の予備選挙・党員集会が実施された「スーパーチューズデー」の5日、現在も投票が続いている。一部の州では投票が終了しているが、接戦で勝者はまだ判明していない。報道によると、投票率は高いという。
■共和党はマケイン候補が序盤でリード
共和党は、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員がイリノイ(Illinois)、コネチカット(Connecticut)、デラウェア(Delaware)、ニュージャージー(New Jersey)の各州で勝利し、序盤で他候補をリードするかたちとなった。
しかし、マケイン候補はジョージア(Georgia)州ではマイク・ハッカビー(Mike Huckabee)元アーカンソー(Arkansas)州知事に大敗を喫し、主要な保守派の州での弱さが浮き彫りとなった。対するハッカビー候補は、ウェストバージニア(West Virginia)州で、またかつて知事を務めたアーカンソー州でも順当に勝利した。
もう1人の共和党の有力候補、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、故郷の同州で勝利。マケイン候補に対抗するため保守派層を取り込みたいとしている。
■民主党は大接戦、勝負は3月までずれ込む見通し
一方、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の一騎打ちとなった民主党では、両候補がそれぞれ勝利を得ているが、大票田での開票結果の発表を緊張をにじませながら待っている。
オバマ候補がジョージア州で圧勝し、代議員87人の大半を獲得した。同州では、オバマ候補の主要支持基盤のアフリカ系アメリカ人有権者の80%以上がオバマ候補に投票。また、予想通り出身地のイリノイ州でも勝利した。
対するクリントン候補も、マサチューセッツ州で勝利。同党で同州選出のエドワード・ケネディ(Edward Kennedy)、ジョン・ケリー(John Kerry)の両上院議員がオバマ支持を訴える中での快勝となった。
出身地のニューヨーク(New York)州でも勝利。また同州選出の上院議員として地盤であるニュージャージー州でもオバマ候補の猛追をかわし、ヒスパニック系有権者の支持を確実に取り込んで勝利した。
コネチカット、ミズーリ(Missouri)の両州では非常に接戦しており、勝者はまだ判明していない。
ほかにクリントン候補はオクラホマ(Oklahoma)、アーカンソー(Arkansas)、テネシー(Tennessee)州で、オバマ候補はデラウェア州で勝利した。
両候補の戦いは「スーパーチューズデー」でも決着がつかず、少なくとも3月までずれ込み、長期戦となる見通し。
以下は、各候補の勝利が予想される州およびその州の代議員数。
■民主党
・ヒラリー・クリントン上院議員
アーカンソー:35
マサチューセッツ:93
ニュージャージー:107
ニューヨーク:232
オクラホマ:38
テネシー:68
・バラク・オバマ上院議員
アラバマ:52
デラウェア:15
ジョージア:87
イリノイ:153
■共和党
・ジョン・マケイン上院議員
コネチカット:27
デラウェア:18
ニュージャージー:52
ニューヨーク:101
・ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事
マサチューセッツ:40
・マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事
アラバマ:45
アーカンソー:31
ウェストバージニア:18
(日本時間午前11時半現在)
(c)AFP/Stephen Collinson








