インドのニューデリー(New Delhi)で、記者の質問に答える世界銀行(World Bank)のロバート・ゼーリック(Robert Zoellick)総裁(2007年11月3日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA
【2月5日 AFP】(2月6日 写真追加)世界銀行(World Bank)は4日、主任エコノミストに中国の林毅夫(Justin Lin Yifu)氏(55)を起用すると正式に発表した。同ポストへの中国人起用は初めて。林氏は5月31日に着任する。
林氏は台湾から亡命後、北京大学(Peking University)中国経済研究センター(China Center for Economic Research 、CCER)の主任を務めていた。
世界銀行のロバート・ゼーリック(Robert Zoellick)総裁は、林氏の起用について、農業問題に対する発展途上国の立場や、中国が積極的に貿易・投資機会を求めているアフリカ諸国の経済発展に関する深い見識を理由としてあげた。
世銀の主任エコノミストのポストは前年、フランソワ・ブルギニョン(Francois Bourguignon)氏が退任して以来、空席となっていた。
林氏は、台湾の国立政治大学(National Chengchi University)を卒業後、1982年北京大学で政治経済学の修士号を取得。1986年には、米シカゴ大学(University of Chicago)で経済学博士号を取得している。北京大学中国経済研究センターによると、林氏は中国経済の近代化に重要な役割を果たしたとされる。また、地方財政の強化や、国営企業改革、コメをはじめとする農業部門の改革や近代化などに関する幅広い研究実績がある。(c)AFP


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