2008年1月27日、米テネシー(Tennessee)州メンフィス(Memphis)の教会の礼拝に出席したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員に歩み寄る黒人の少年。(c)AFP/Robyn BECK
【1月29日 AFP】米ワシントン・アンド・リー大学(Washington and Lee University)が実施した2008年米大統領選の模擬党員集会で、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員が民主党指名候補に「選出」された。
同大4年のMichael Faheyさんも「クリントン候補は、指名に必要な代議員数を難なく獲得するだろう」と「模擬選」の予想結果に自信満々だ。
4年に1度の大統領選挙の年に野党側の指名候補の模擬党員集会を行うのは、ワシントン・アンド・リー大の1908年以来の伝統。これまで同大の選出結果がハズレたのは1972年の1度だけだという。模擬党員集会の結果をうけ、クリントン候補の夫のビル・クリントン(Bill Clinton)前大統領は、同大に電話を掛けて謝意を伝えたという。
予測がハズレたのは1972年の「模擬選挙」。学生たちはエドワード・ケネディ(Edward Kennedy)上院議員を「選出」したが、実際に民主党の大統領選候補に選ばれたのはジョージ・マクガバン(George McGovern)上院議員だった。
果たして今回はどうか。模擬党員集会ではクリントン氏が選出されたが、今年は同大の結果がハズレると予想する向きも少なくない。
これは、これまでの同大「模擬選挙」の結果が思わしくないため。「模擬選」では、アイオワ(Iowa)州党員集会の勝者をクリントン氏、ニューハンプシャー(New Hampshire)州予備選の勝者をバラク・オバマ(Barack Obama)氏と予想するなど、実際の選挙とは正反対の結果が出ていた。
それでもFaheyさんは「予想がはずれたのは2州だけ」と強気。準備期間に要した2年の歳月と、グアム(Guam)、米領サモア(Samoa)など米本土以外に在住する民主党支持者も含めた大規模な模擬選挙であることの2点が、自信の裏付けになっているようだ。(c)AFP