
【1月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の圧勝に終わった米サウスカロライナ(South Carolina)州の民主党予備選。敗北したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)陣営では、選挙活動の行き過ぎを批判されているビル・クリントン(Bill Clinton)前大統領の行動について、ヒラリー氏が釈明に追われた。クリントン前大統領は選挙戦でのオバマ候補やメディアに対する「攻撃的態度」を批判されている。
サウスカロライナ州での出口調査結果では、ビル氏の言動が人種問題をあおり、無党派層の一部がオバマ候補に流れる結果を招いたことが示唆された。
敗戦翌日の27日にCBSの番組「Face the Nation」に出演したヒラリー候補は、前大統領の態度は「制御不能」だったのかとの問いに対し、「夫はわたしを愛してくれており、ほかの夫婦と同様に互いのために働いてくれている。わたし自身と選挙選のために尽くしてくれている」と答えた。
その上でヒラリー候補は民主党指名候補の座をめぐる激しい選挙戦で前大統領は疲れていたと釈明。「選挙戦が激しくなり、夫は無我夢中だったかもしれない。睡眠不足も重なっている。わたしたち全員、家族や支持者もだ」と語った。
ヒラリー候補は、全米22州で予備選が実施される来月5日の「スーパーチューズデー」に向けた選挙戦でもビル氏が中心的役割を担うと強調したが、同氏が活動姿勢を変えるかどうかは分からない。
大統領経験者であるビル氏が同じ民主党の候補を激しく攻撃していることについては、オバマ陣営や民主党内からも非難の声があがっている。
オバマ候補支持を表明したトム・ダッシェル(Tom Daschle)元院内総務(民主党)は前週、「クリントン前大統領の手法には、はっきり言って驚いている。大統領経験者にふさわしくない行動であり、イメージを損なうものだ」と語っている。(c)AFP





ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。
AFPBB News に掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。© AFPBB News